イギリスのEU離脱によるメリットとデメリットは?移民問題が重要!

イギリスのEU離脱によるメリットとデメリットは?移民問題が重要!

イギリスのEU離脱が3月ということで期限が迫っており、メイ首相の動きが注目されていますね。

イギリスのEU離脱が国民投票で決まったのは2016年のことなのですが、何故離脱を決めたのでしょうか。

EUを離脱することでのメリットとデメリットについて簡単にまとめてみました!

「移民問題」が一番のキーワードですよ!

↓イギリスのEU離脱による日本の影響についてはこちらで紹介しています!

イギリスがEU離脱での日本の影響は?企業にとっては大打撃になる!

EUとは?

イギリスが抜けようとしているEUとは何なのでしょうか。

一度おさらいしておきましょう!

(※EUについてわかる人は読み飛ばしてくださいね!)

EUの概要

EUとは正式にはEuropean Unionと言い、日本語で欧州連合と訳されています。

EUについて簡単に説明すると、ヨーロッパを経済・社会システム・法律・政治を1つの国のような組織にまとめようとしている連合のことです。

現在、EU加盟国は28カ国あります。

各国の代表が委員会の理事となりEUについての話し合いを行っています。

 

イギリスはこのヨーロッパを一つにしようと言う団体から離脱をするかどうかの意見を国民投票をしました。

その結果、イギリスはEUを抜けることを決めました!

しかし、まだ離脱をしておらず2019年3月に正式に離脱するとみられています。

EUの目的

EUはヨーロッパを一つにしようとする組織だと言うことはわかりましたね。

ヨーロッパを一つにすることで何をしようとしているのか目的を解説したいと思います。

EUの目的は以下の3点です!

・人々の平和のため

・米国、ソ連に対抗するため

それぞれについて簡単に解説します!

人々の平和のため!

第2次世界大戦が終戦した後、ヨーロッパの多くの国が戦争によって疲弊していました。

国民も政府も「二度と戦争を起こしてはいけない」という思いを共有されたのです。

そこで、数々の戦争の元となっていた石炭や鉄鉱石をヨーロッパの国が一緒に管理していこうという考えになり、1952年にECSC(ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体)が発足しました。

これがEUの起源であるとされています。

・米国、ソ連に対抗するため

終戦後には米国とソ連による東西冷戦状態に落ち入りました。

この冷戦の時はいつまた戦争になってもおかしくないほど緊張感が増していました。

一つ一つが小さな国であるヨーロッパが統合をすることで米国とソ連に対抗する必要がありました。

そこで、いくつかの国が中心となってECSCなどの書記官を作り上げたのです。

EUの利点は?

EUに入っているとどのような利点があるのでしょうか。

もちろん、利点が無いと入る意味などないですよね。

EUに入ると得られる利点が3つあります!

①移動が自由にできる

②貿易が自由にできる

③共通通貨ユーロが使用可能になる

それぞれについて簡単に解説していきますね!

①移動が自由にできる

簡単にいうとパスポートが無くても簡単に国境を越えることができるということです!

日本から他国へ行く時は必ずパスポートが必要になりますよね。

それの為、飛行機に乗るときには必ず入国審査を通過する必要があります。

しかし、ヨーロッパは小さい国同士が隣り合っており、隣町に行くとすぐに他国へ入ったことになってしまう地域だってあります。

EUに加盟している国であれば国をまたぐのにパスポートが要らず、すぐに入ることができるのです!

 

イメージをするならドイツからベルギーにチョコを買いに行って戻ってくることができると考えてもらうとわかりやすいですね!

②貿易が自由にできる

貿易が自由にできるというのは関税がかからないということです!

例えば、日本の場合は隣の国である韓国に輸出をした時に必ず関税がかかるのです。

それがどんなに安い物であっても関税を払う必要があるので韓国で商売を始める時は関税分がどうしても高くなってしまいます。

しかし、EUに加盟していると関税を取られなのでEU加盟国同士なら商品を安く販売することができるのです!

国民にとっては他国の物も安く購入できますし、国にとってみれば自国の得意な分野で勝負ができるのでメリットが大きいです!

③共通通貨ユーロが使用可能になる

共通通貨であるユーロが使用可能になることで代金を支払う時にいちいち両替しなくて済むようになります!

これは貿易の時などに非常に有効ですね。

というのも、ヨーロッパのように多くの国が密集している地域でそれぞれの通貨を使用しないといけない場合は代金を両替する必要が出てきてしまいます。

その為、通貨を共通にすることで貿易や商売などが簡単に行えるようになると行った利点があります!

 

しかし、これにはデメリットもあります。

それは、加盟国が通貨を発行する権利をなくしてしまうという点です!

通貨の量を調整することができないので、財政が悪化したとしても通貨を増加することができません。

ギリシャが財政破綻したのはその影響であるからなのです!

 

EUに入っているとメリットが大きいですが、少々のリスクは伴います。

共通通貨以外にも移民問題という面が大きなデメリットになる可能性があります。

イギリスはその移民問題を見て離脱を決定しました。

次からはそれを紹介しますね!

イギリスのEU離脱のメリットは?

イギリスがEUを離脱するメリットはなんなのでしょうか。

それは、以下の2つが挙げられます!

①移民の流入対策が取れる

②自国で財政を動かせる

これらは、EUに加盟することのデメリットの裏返しのような関係になっていますね。

イギリスにとってもこの問題は切っても切れない関係のようです。

特に、移民流入に対しては国民すらもどうにかしなければならないと感じていました。

 

イギリスはEUの中でも欧州の移民に対して非常に寛容な国として有名です。

移民として他国から流れてきた人々へ社会保障や教育でしっかりと支えていました。

しかし、その影響からか2004年〜2015年の間に移民が100万人から300万人へ増加してしまったことで国民の生活を圧迫する形になってしまったのです!

この移民問題はシリアなどで問題になっている移民問題と違ってこちらの移民は他のEU加盟諸国の労働者がより良い環境を求めてイギリスに流れている状況なのです!

その為、労働人口が飽和状態になりかけています

これらのことから、「国家の無力さ」「将来への不安」を感じたことでEU離脱を支持する人が増えたということです!

イギリスEU離脱のデメリットは?

3月にイギリスを離脱した時のデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

それは以下の2つが挙げられます!

①貿易に関税がかかる

②世界的な信用の低さからくるポンド安になる

EUのメリットとしては貿易に関税がかからないという点がありますよね。

もちろんEUから離脱した場合には隣の国への貿易にも関税がかかるようになってしまいます。

それによって、イギリスに拠点を置いていた世界の企業がイギリスから撤退することがあると思います。

離脱を決めたのが移民による労働人口の飽和状態ということで、イギリスがEUを離脱することで働ける企業の母数が減ることも考えられます。

 

それだけでなく、首都のロンドンは世界中から金融の街として非常に有名です。

離脱によるポンドの下落すること、それによって世界からの信用度が低下することが懸念されています。

 

 

イギリスがEU離脱を決めたのは移民政策を取れることや国家の強化を測る為ですが、デメリットである関税による問題が非常に懸念されますね。

もしかすると、イギリスは今より衰退してしまう可能性も非常に高いですね。

イギリスの勝手な行動にEU側が激怒しているので、イギリスはヨーロッパで孤立する可能性もありそうです。

今後の動向が気になります。

イギリスEU離脱についてまとめ!

いかがでしたでしょうか。

 

イギリスは移民問題を重大と捉えてEU離脱することを決めたということですね。

しかし、そのデメリットが多いようにも感じイギリス国内では意見が割れています。

これからどのような状況になるのか見守りましょう!

 

最後までご覧いただきありがとうございます!

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