イギリスのEU離脱によるメリットとデメリットは?移民問題が重要!

イギリスのEU離脱によるメリットとデメリットは?移民問題が重要!




こんにちは!

 

イギリスのEU離脱はなかなか実行されませんよね。

 

EU離脱が国民投票で決まったのは2016年のことでした!

 

しかし、イギリス国内でもEU離脱については賛否両論分かれていることから実行ができずにいます。

 

今回は、イギリスがEUを離脱することでのメリットとデメリットについて簡単にまとめてみました!

 

移民問題」が一番のキーワードですよ!

 

↓イギリスのEU離脱による日本の影響についてはこちらで紹介しています!

イギリスがEU離脱での日本の影響は?企業にとっては大打撃になる!

EUとは?

イギリスが抜けようとしているEUとは何なのでしょうか。

 

一度おさらいしておきましょう!

 

(※EUについてわかる人は読み飛ばしてくださいね!)

EUの概要

EUとは正式にはEuropean Unionと言い、日本語で欧州連合と訳されています。

 

EUについて簡単に説明するとヨーロッパを経済・社会システム・法律・政治を1つの国のような組織にまとめようとしている連合のこと です。

 

現在、EU加盟国は28か国あり各国の代表が委員会の理事となりEUの政治をどう進めるかなどの話し合いを行なっています。

 

 

イギリスはこのEUから離脱するべきかを国民投票を行いました。

 

その結果、離脱支持が約52%と僅差で欧州連合を抜けるということが決まりました!

 

これが俗に言う『ブレジット(Brexit)』です。

 

EUの目的

EUはヨーロッパを一つにしようとする組織だと言うことはわかりましたね。

 

ヨーロッパを一つにすることで何をしようとしているのか目的を解説したいと思います。

 

 

EUの目的は以下の2点です!

 

・人々の平和のため

 

・米国、ソ連に対抗するため

 

それぞれについて簡単に解説します!

 

人々の平和のため!

第2次世界大戦が終戦した後、多くの国々が戦争によって疲弊。

 

ヨーロッパ諸国でも疲弊をしていました。

 

そんな時に国民も政府も「二度と戦争を起こしてはいけない」という思いを共有をします。

 

 

そして、数々の戦争の元となっていた石炭や鉄鉱石をヨーロッパの国が一緒に管理していけば争いが減るのでは? という思いから

 

1952年にEUの起源と言われるECSC(ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体)が発足しました。

 

戦争をさせない為に結束したということですね!

 

米国、ソ連に対抗するため

終戦後には米国とソ連が東西冷戦状態に入ります。

 

この冷戦の時はいつまた戦争になってもおかしくないほど緊張感が増していました。

 

 

しかし、ヨーロッパは1つ1つが小さな国なので、米国とソ連に対抗するにはあまりにも弱すぎます。

 

そこで、小さなヨーロッパの国々を1つにすることで米国とソ連に対抗しようとしました。

 

いくつかの国が中心となってECSCなどの書記官を作り上げたのです。




要するにEUは『戦争をしない』『ソ連と米軍に対抗する』という目的で結成された連合国ということです!

EUの利点は?

引用:https://stock-index.life-health-asset.com/brexit-ftse100-eikyou/

EUに入っているとどのような利点があるのでしょうか。

 

もちろん、利点が無いと入る意味などないですよね。

 

EUに入ると得られる利点は主に3つです!

 

①移動が自由にできる

②貿易が自由にできる

③共通通貨ユーロが使用可能になる

 

それぞれについて簡単に解説していきますね!

 

①移動が自由にできる

簡単にいうとEU加盟国同士ならばパスポートが無くても簡単に国境を越えることができる ということです!

 

日本から他国へ行く時は必ずパスポートが必要になりますよね。

 

 

ヨーロッパでは小さな国々が集まっている地域なので隣町に行くと国境を超えてしまう場所だってあります。

 

EUに加盟している国であれば国をまたぐのにパスポートが要らず、すぐに入ることができるのです!

 

 

パスポートが不要であることによって行き来をしやすくなります。

 

国は違いますが、EU加盟国同士は大きな国に属しているという印象ですね。

 

②貿易が自由にできる


貿易が自由にできるというのは関税がかからない ということです!

 

 

日本で例えてみましょう!

 

日本の場合、隣の国である韓国に輸出をした時に必ず関税が必要になります。

 

どんなに安い物であっても関税を払う必要があるので韓国で商売を始める時は関税分を上乗せする必要があるので値段が高くなってしまいます。

 

 

しかし、EUの場合は関税がかからないので自国で行う場合と同じ値段で行うことが可能になります!

 

国民にとっては他国の物も安く購入できますし、国にとってみれば自国の得意な分野で勝負ができることを考えるとメリットが大きいですよね。

 

③共通通貨ユーロが使用可能になる

共通通貨であるユーロが使用可能になることで代金を支払う時にいちいち両替しなくて済むようになります!

これは貿易の時などに非常に有効です。

 

 

というのも、ヨーロッパのように多くの国が密集している地域でそれぞれの通貨を使用しないといけない場合は代金を両替する必要が出てきてしまいます。

 

しかし、通貨を共通にすることで両替をするという一手間が省けます。

 

従って、商売や貿易を楽に行うことができるようになりました!

 

 

これにはデメリットもあります。

 

それは、加盟国が通貨を発行する権利をなくしてしまう という点です!

 

国は財政が悪化した時には通貨を増加するなどして調整を行います。

 

しかし、EUに加盟している場合は共通通貨になっているのでこの調整を行えないのです。

 

過去にはギリシャがこの影響を受けて破産してしまいました。

 




 

EUに入っていることのメリットについてご紹介しました。

 

これらのメリットがあるからこそEU離脱を反対している国民がいるということです。

 

イギリスのEU離脱のメリットは?

得られるメリットがあるのに関わらずイギリス国民がEU離脱を支持しているのにはEUにデメリットがあるからですよね。

 

それは、以下の2つが挙げられます!

 

①移民の流入対策が取れる

②自国で財政を動かせる

 

EUのメリットの裏返しのような印象を受けますよね。

 

イギリスからするとEU自体が足かせになっていると考えているのです!

 

 

特に問題視されているのが移民問題

 

イギリスはEUの中でも欧州の移民に対して非常に寛容な国として有名です。

 

移民として他国から流れてきた人々へ社会保障や教育でしっかりと支えていました。

 

 

しかし、その影響からか2004年〜2015年の間に移民が100万人から300万人へ増加。

 

結果的には、国民の生活を圧迫する形になってしまった のです!

 

 

何がそんなに国民を圧迫しているのかというと、労働人口です!

 

多くの人々がより良い労働環境を求めてイギリスに流れ着くことになれば、イギリス国民が就職することが難しくなります。

 

 

自国の人間では無く、移民の優秀な人材がイギリスの労働人口を埋めるとなると国民がEUを嫌がる気持ちもわかるのではないでしょうか。

 

これらのことから、「国家の無力さ」「将来への不安」を感じたことでEU離脱を支持する人が増えたということです!




イギリスEU離脱のデメリットは?

イギリスがEUから離脱することのデメリットもあります。

 

それは以下の2つが挙げられます!

 

①貿易に関税がかかる

②世界的な信用の低さからくるポンド安になる

 

EUのメリットとしては貿易に関税がかからないという点をご紹介しました。

 

 

もちろんEUから離脱した場合には隣の国への貿易にも関税がかかるようになってしまいます。

 

そうなればイギリスに拠点を置いている企業などは徹底することを検討するでしょう。

 

EU圏内でなくなり、関税がかかるくらいなら他の国に移転した方が将来的には黒字になりますからね。

 

イギリスから撤退する企業が増えれば、移民が労働人口を圧迫することがなくなっても企業自体の母数が減って国民の働き口が少なくなる可能性もあります。

 

また、ロンドンは世界中から金融の街として非常に有名です。

 

離脱することによってポンドへの信用度が落ちた場合、ポンド安を招くでしょう。

 

EUとの関係を切った状態で信頼を回復することは非常に難しいのでポンド安が安定してしまう かもしれませんね。

 

イギリスのEU離脱についてまとめ!

 

イギリス国民がEU離脱を支持している気持ちもわかります。

 

ただ、離脱した際のデメリット補えるほどの政策がないのでしょう。

 

だからこそEU離脱投票が行われた2016年から3年経った今でも離脱が実行されないのだと思います。

 

 

また、最終的にこのままEU離脱が決まらない場合にジョンソン首相が離脱を押し通すという可能性もあります。

 

そうなった場合はイギリス国内でも問題になりるでしょう。

 

 

EUへの回答を先延ばしにし続けているイギリスがこれからどんな決断を下すのか今後も世界中から誘目が集まるでしょう!!

 

最後までご覧いただきありがとうございます!




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